東日本大震災の発生から､きょうで5年｡


5年前の午後2時46分､
私は､就職活動のため
東京から長崎へ向かう飛行機に乗り込もうとしていました｡

これまでに感じたことの無いほどの大きな揺れ｡
｢地震だ!｣という周りの声に､一瞬頭が真っ白になりました｡
携帯電話も使えない状態になり､公衆電話を探して家族に無事を報告｡
飛行機は欠航し､空港で一夜を明かしました｡

長崎に着いてからは
ﾃﾚﾋﾞで目にする､日本とは思えない光景に
無力感にさいなまれる日々でした｡



あれから5年｡

"5年"と聞くと｢もう5年か...｣と感じますが
｢まだ5年しか経っていない｣という方もたくさんいらっしゃると思います｡

きょう､被災地の方々に向けたﾒｯｾｰｼﾞを
ｲﾝﾀﾋﾞｭｰ取材で聞いて回りました｡

｢負けるな!あれからずっと一緒｣
｢忘れないことが一番大切だと思う｣

たくさんの思いを伺うことができました｡


こうした長崎の声を
少しでも伝え続けていくことが､
この仕事に就いた､今の私に出来ることなのかなと考えています｡