県内初イスラム教「モスク」誕生 地域住民も招いて記念セレモニーでお披露目【長崎】

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長崎 2024.04.23 20:33

長崎市に今月完成したイスラム教の礼拝堂「モスク」で地域住民らを招いて記念セレモニーが行われました。今後も地域との交流イベントを開催していく予定です。

長崎市川口町に4月1日完成した県内初のイスラム教の礼拝堂「モスク」。

記念セレモニーは、イスラム教徒の支援などを行うNPO法人「長崎イスラームセンター」が、完成を祝い、地域の人たちにモスクについて知ってもらおうと開催され、県内に暮らすイスラム教徒などおよそ170人が参加しました。

これまで、毎週金曜の集団礼拝や、断食月ラマダン明けの大祭など、イスラム教の行事で使われてきたモスク。

セレモニーには地域住民らも招かれ、礼拝の様子などを見学しました。

長崎市民「イスラム教の人たちの集会や集まりの場ができて市民としてうれしい。(日本人との)交流の場ができていい。ぜひ交流したい」

長崎イスラームセンターアハメド ジュナエドウッデイン 代表「いつでも集まってお祈りできるのが私にとって本当に素晴らしいこと。我々を受け入れてくれたことにも感謝したい。イスラムのことを聞いてみることなどの交流をしたい」

長崎イスラームセンターは、地域住民らとの交流イベントを年に4、5回ほど開催したいとしています。