“立憲・泉代表”に “維新・吉村共同代表”も長崎入りで支持訴え「3区補選」告示後初の週末《長崎》

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長崎 2024.04.22 21:30

野党候補による一騎打ちとなった衆議院長崎3区補欠選挙は、告示後、初めての週末を迎えました。

それぞれの党の幹部が応援に駆けつけ、支持を訴えました。

20日、東彼杵町で行われた立憲民主党の前職、山田 勝彦候補の個人演説会。

集まった約80人を前に、マイクを握ったのは泉 健太代表です。

自民党の政治とカネの問題を批判し、山田候補への支援を訴えました。

(立憲民主党 泉健太代表)
「彼ら(自民党)は、権力者目線、金持ち目線、中央目線。立憲民主党は、山田勝彦は、徹底して皆様と同じ目線、地域目線。金集めばかりやる自民党の政治が嫌だから政治をやっている。応援していただけませんか」

山田候補は、今回の補欠選挙での勝利が、次の総選挙での政権交代につながると意気込みます。

(山田勝彦候補)
「これまで自民党を応援してきたけど、この事件を受けて、自民党は1回終わらせないといけない、変えないといけない、そういう声を選挙戦通じて、県内各地で聞いている。確実に政権交代へのうねりが、この保守地盤と言われる長崎3区においても起きていると実感している」

一方、21日、大村市の商業施設前には雨にもかかわらず、多くの人が。

聴衆の前に立つのは、大阪府知事を務める日本維新の会の吉村 洋文共同代表です。

新人の井上 翔一朗候補の応援に駆け付けました。

(日本維新の会 吉村洋文共同代表)
「(日本維新の会は) 業界、団体、組合からお金を受け取らない。立憲民主党も組合からお金を受け取っている。どこを向いた政治をするか。皆さんの大切な税金、どこに流れていくか。これから子供の数は減っていく、本当に子どもに責任ある政治をやっているか、やっていない。現役世代のほうを向いた政治をやらせてもらいたい。子どもたちが頑張れる社会を作らせてもらいたい」

選挙への挑戦は初めてとなった井上候補。

「維新の実行力」を訴えることで支持が広がりつつあると、手ごたえを話します。

(井上翔一朗候補)
「実行こそ政治に必要だということ。実行してきたかという部分で、立憲民主党と日本維新の会の差は大きい。チラシをもらってくれて話させてくれる人はその点を理解して、大阪でやっていることとかを見て応援しているよということなので、長崎でもやってねという声は非常に多い」

28日に投開票が行われる「衆議院長崎3区の補欠選挙」。

期日前投票も各地で順次、行われていて、21日現在、有権者の3.25%にあたる7537人が投票を済ませています。