長崎原爆から79年。

被爆者の平均年齢は85歳を超えた。

生きている私たちが「被爆者の訴えを直接聞くことができる世代」である。

長崎市出身の山口綺羅が被爆者の声を聞き、被爆の実相を受け継いでいこうとする若者たちを取材した。

原爆を乗り越え生き続ける山王神社の被爆クスノキの前に立ち、山口綺羅は平和への願いを強めた。