ロシアによるウクライナ侵攻で、戦後77年の歴史上かつてないほど核の脅威が高まっ ています。その中で迎える原爆の日。被爆地ヒロシマとナガサキの人々はどんな思いでこのニュースを受け止めているのか。核のない世界は遠のいてしまったのか。唯一の戦争被爆国として果たすべき役割とは。
ジャーナリストの池上彰さんとともに考える1時間。広島テレビと長崎国際テレビがタッグを組み、同時生放送でお送りします。
番組では核を巡る世界の情勢を池上彰さんがわかりやすく解説。2023年に広島で開催のG7サミットは核軍縮の機運を高める場となるのでしょうか。

ロシアによるウクライナ侵攻が続き、「核兵器使用」の危機が強まる中、迎える77回目の原爆の日。「ナガサキを最後の被爆地」にできるかどうか、世界が大事な局面を迎えています。被爆地ナガサキで暮らす私たちができることは。
ジャーナリストの池上 彰さん、被爆３世の中村 涼香さんをゲストに迎え、平和祈念式典を中継。変わりつつある私たちの「核への危機感」を共有し、ナガサキの願いを未来へ繋ぐことを目指します。

77年前の8月9日、長崎で同じ原子雲の下にいながら、「被爆体験者」と呼ばれ、「被爆者」とは認めてもらえない人たちがいます。被爆者とは医療費の支給などで大きな差があり、今年4月から被爆者と認定されるようになった広島の「黒い雨」とも分断されています。川一本で、被爆地域と、そうでない地域が分かれるなど不合理な線引も。 「私たちは被爆者だ‼」原爆に苦しめられながら、援護の外に置き去りにされてきた「被爆体験者」の叫びを伝えます。