佐世保市はハウステンボスのすぐ近くにある長崎国際大学。昨年の春に初めての卒業生を世に送り出したフレッシュな大学をかおりちゃんがたずねました。今回の特派員は、その３年生の岸田さん。まずは大学内の茶室へ。大勢の学生が茶道をいそしむその光景が、なんと授業というからびっくり。続いて訪れた人気のランチバイキングでは、いきなり登場した山盛りのタラバガニにまたまたびっくり。そして、「ラジオを聞いてみて」という伝言を残した岸田さん。スピーカーから流れる岸田さんの声にこれまたびっくり。学生たちが手作りで放送しているミニFMだったのでした。最後は大学近くのガラス工芸の工房へ。ガラス工芸にチャレンジしたかおりちゃん。その出来映えはなかなかのものでした。

大学内の茶室で大勢の男女が茶道をいそしんでいる。サークルかと思いきや、れっきとした大学のカリキュラムのひとつ。選択科目にもかかわらず、多くの学生が受講する人気の講座。教えているのは平戸藩にルーツを持つ「鎮真流」という武家茶道。受講している学生の男女比は、ほぼ半々。大半は「この大学に入ってなかったら、茶道をやることは一生なかっただろう」と言う。

ランチのバイキングが人気。４０種類の料理（デザートを含む）が食べ放題、コーヒー・ウーロン茶などのソフトドリンクが飲み放題で１，１００円。これに２，５００円プラス（３，６００円）すると北海道産本タラバガニ（ボイル）も食べ放題になる。さらに、ハウステンボスを一望できる大浴場（天然温泉）の入浴券も付いてくる。

ゼミ活動の一環として行われているミニFM局を紹介。主宰するのは国際観光学科講師の尾場先生。学生たちの普段の研究成果を、ラジオ放送で発表してみようという試みで始めたもの。番組の企画・構成から、放送の際のパーソナリティ・裏方の技術操作まで尾場先生と学生たちが力を合わせて行っている手作りの放送局。特派員の岸田さんもメンバーの一人。今年の６月にはキャンパスを飛び出してパールシーリゾートからオンエアー、好評を博した。最近ではインターネットラジオにも取り組んでいる。

ガラス工芸作家として活躍している、貝原隆信さんの工房。色の鮮やかさにこだわり、国産のガラス材を使用せずにベンチアンガラスという外国産のものを使用している。作品は玉状のもので、表面に色とりどりの模様があるものや内部に糸状の立体模様が作られたものなど、どれも美しいものばかり。
作品は、下記の「玉璃ん（たまりん）にて展示・販売している。