今回の旅は、福岡空港国際線から台北経由でマカオ国際空港へ。乗り継ぎも含めて約5時間のフライトです。日本との時差は1時間。マカオは亜熱帯性気候に属し１年中暖かく、特に１０〜12月は晴れた日も多く湿度も低いベストシーズンです。今の時期は日本の秋並の気温ですが、特に今年は暑く、今回の旅でも日中は30度近い夏のような日が続きました。
マカオを代表する観光地のひとつ「聖ポール天主堂跡」はもともと17世紀に建てられたもので、イエズス会の典型的な西洋バロック様式の建築となっています。彫刻の中には東洋的な図柄も見られ、当時キリスト教弾圧から逃れてきた日本人の関与の可能性も示唆しているということでした。
「セナド広場」はマカオ市街の中心地ともいえる場所で、公共施設や商業施設も集積しています。広場の地面はポルトガル風のタイルが敷き詰められ、周囲の建物もポルトガル統治時代のままの姿で異国情緒を漂わせ、訪れる観光客も多かった。
広場からそのまま歩いてゆくと、一転してあたりの雰囲気は中国・下町風の市場街という感じ。このあたり一帯は「福隆新街」と呼ばれ、かつて歓楽街だった場所が、今では一般的なホテルやレストランも数多く集まる庶民的な街となったそうです。あたりには中国風の古いビルも多く残っていました。
2001年、マカオの中国返還2周年を記念して建てられた「マカオタワー」は高さ３３８mの観光タワーでマカオのランドマークともなっています。カフェやレストラン・免税店などもあり、観光客用のイベントとして、様々なスカイ・アドベンチャーも用意されています。その中で今回リポーター2人が挑戦したのが、イベントの中でもトップクラスのスリルを味わえる「スカイウォークＸ」!!なんと高度２３３mの展望台外周部分（もちろん吹きさらし!!）を命綱を着けて歩く!!という恐ろしいもの。手摺も無く命綱も見えず、感覚としては本当に只、高さ２３３mのビュンビュン風が吹く狭い歩道を歩いている感じ。おもわず麻衣子ちゃんは這って行ってしまいました。挑戦する前に、何が起きても当方は一切責任をとらないといったかんじの誓約書にサインさせられるため、ホントに緊張します。クリアした人には証明書と写真が1枚セットになった物をくれます。平日約2250円・週末約2700円で挑戦できます。ちなみに来年はバンジージャンプも出来るそうです。ヒェ〜!!
マカオは料理も大変美味しいところですが、やはり食べておきたいのはマカオ料理。
そこで訪ねたのが「内港レストラン」。 マカオ料理とはポルトガル料理と広東料理のいいところを併せた感じの料理で、主に海鮮料理が中心ですがエビやカニなどをふんだんに使った豪快な料理が多く、味もボリュームも満点でした。スパイスも海外でよくある日本人には馴染まない味付けというのも特に無く、本当に美味しかったですよ。